SHINGUCHI FARM は、現在準備中です。
新口農園は、愛媛県八幡浜市川上地区を中心に大正時代より5代続くみかん農家です。自社ブランド「権兵衛みかん」を始め、レモンや河内晩柑、不知火、伊予柑、清見、せとか、甘平といった様々な柑橘の栽培行っています。代々受け継いできた「技術」「土地」「木」をもとにわたしたちはみかん栽培に取り組み、時代とともに多くの出来事を経験し、対応し、変わらない「思い」「景観」「繋がり」を次世代に繋げるべく、みかん産地の維持、発展に貢献できる農業を目指し、自然との共存にこだわった栽培に励んでいます。
「自然の恵みを最大限に 最適な栽培環境」
愛媛県八幡浜市は、日本が誇る有数のみかん産地です。温暖な気候、日照量の多さ、すり鉢状の地形により、水はけがが良く、果樹栽培に最適な環境で栽培しております。
山頂まで石垣による急斜面の段々畑が続き、壮大な景色が広がっており、「太陽の光」に加えて、「海からの反射光」「石垣からの反射光」といった3つの太陽を存分に浴びることで甘みが増し、さらに潮風を浴びてミネラルを豊富に含んだ土壌により、栄養価が高く美味しい柑橘が育つのです。
「美味しさへのこだわり 時間と手間をかけて丁寧に」
お客様に安心して美味しいみかんを食べてもらうために、肥料は有機肥料にこだわり、有機肥料に含まれる窒素、リン酸、カリウムに加え微量要素によってみかんの味に深みが出る。独自の「魚のぼかし肥料」を製造し、施肥時期にもこだわり、根が肥料を吸収する、地温度の時期に年2回、概ね5月と10月に株元に施肥することで、余分な手を加えなくても糖度が高く美味しいみかんを育てる徹底的に環境にこだわっています。
「大切にしていること」
近年、日本有数のみかん産地も高齢化が進み、荒廃園が目立つようになってきました。新口農園は曽祖父の代に、4haあった農地を身内に売られてしまうという苦しく忘れられない出来事を経験し、祖父や父親と協力し積極的に農地取得に力を入れ、現在は 17haの農地を有し、柑橘栽培を行っています。
今後は、自然と共存した農業を行いつつ、荒廃園の再生、地域ブランドの向上、担い手の確保といった地域の発展・維持を目指し、次世代にみかん産地を繋げていく農業に取り組んでいきます。